抄録・内容(日) | 本学家政学部食物学科の学部卒業生1~20期, 食物栄養学専攻の大学院修了生1~18期に対し, 卒業後の活動状況を調査した。方法はアンケート記入方式, 用紙は各自あて郵送し記入後返送してもらった。調査記日は昭和47年8月末日である。 / 1) アンケート回収率は学部48%, 大学院59%であった。 / 2) 回答者の専任就職率は学部56%, 大学院69%であり, 何らかの形で仕事を持っている人(有職率)は学部67%, 大学院91%であった。学部有職者67%のうち再就職したと考えられる人は7%で, 大学院は16%であった。 / 3) 有職者の既婚率は学部45%, 大学院57%である。 / 4) 学部卒業生の主な活動分野は短大・大学関係24%, 会社の研究・開発19%, 中・高校教育関係14%, 栄養指導関係13%であり, 大学院の場合は短大・大学の教育・研究関係86%であった。 / 5) 現在家庭にいる人の過去の在職年数をまとめると約5年で80%が退職していた。 / 6) 学部卒業生の84%, 大学院94%が, 食物学を修めた者として, まあまあ適当と考えられる職場につとめている。7) その他, 有職既婚者の活動分野, 家庭にいる人の最後の職場および卒業生の今後の活動分野, 現在家庭にいる人の食物学科出身としての意識調査などをまとめた。 |